東京都の魅力を世界に発信する「東京ブランド」推進キャンペーンのために作成され、今月9日に発表されたキャッチコピー「&TOKYO」のロゴが、フランスのメガネブランドのロゴに似ているとの指摘が、ネット上で広がっていることが昨日、わかったと今日の報知新聞が報じた。
酷似が指摘されたのは、リヨンにある「Plug&See」のロゴ。両方とも「&」の文字が円内に描かれ、
文字上部の同じ部分が切れている…さらに同じ茜色を使っているとされているが、「&TOKYO」は用途に応じて
5色を使い分けることが発表されている。また、「Plug&See」の方の「&」は、文字を2つ重ねたデザインになっているが、ネットでは
「完全にパクリ」
「これはダメだわ」など一方的な意見が相次いでいる。舛添要一都知事は今月9日の定例会見で、
「『TOKYO』も『&』も一般的なので、著作権法のリスクはないと思います」と言及。さらに、佐野研二郎氏制作の公式エンブレムが白紙撤回された経緯から、
「慎重に、法的な側面を見て、問題ないという形でやりました」と話していた。
今回、ネット上で話題となっていることについてITジャーナリストの井上トシユキ氏は
「ネット民には、佐野エンブレム問題で“大勝利”を収めた熱が残っている」と分析。自分たちが「世直し」をしたことに酔っていると見ており、
「だから今回もパクリを前提に、証拠を探すのに躍起になっているという感覚ですね」とした。さらに、このロゴの監修を佐野氏が選ばれた五輪エンブレムの審査委員長だった永井一正氏の息子・一史氏が務めていることから
「『悪代官の一味』と思っているのでは」と井上氏。今後、五輪・パラリンピックの新エンブレムが発表された際にも同様のことが繰り返される可能性も高いが、
「ネット民の『陰謀論』に左右されず、冷静に判断してほしい」としているという。
記事に掲載されている双方のロゴを見たが、二重になっているのを一重にしただけで、
「&」のデザインは同じである。まぁ、パクリと指摘されるのもムリはないと思うが、このITジャーナリストとかいう人、ちょっと勘違いをしているようだ。不正やインチキを指摘すべき
クソマスコミがマスコミの役割を果たしていないから、ネットの住人が代わりに指摘しているのではないか。しかも、怪しまれるような事を東京都が実際にやっているのだから、
ネット住人を批判するのは誤りである。佐野さんの問題だって、「法的に問題はない」とIOCからもお墨付きを得たはずなのに、
なぜ撤回されたのか?その辺りをもうちょっと考えてもらわないと…。ITジャーナリストを名乗るには、ITだけではなく、報道やメディア、ジャーナリズムというものも理解してもらわないと困る。
posted by エセてれびまにあ at 23:59|
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