テレビ朝日は昨日、夜のニュース番組「報道ステーション」のメインキャスターを務める古舘伊知郎さんが、来年3月末をもって降板する事を発表したと今日の報知新聞が報じた。
古舘さんは午後5時から東京・六本木の同局で会見。サバサバした表情で
「不自由な12年間でした」と振り返りながら、
「4月からやりたいことは、とにかくしゃべり倒すこと」とキャスター業にさらに力を注ぐ意欲をみせた。番組を退くことを考え始めたのは、10周年イヤーに入った13年頃のことだった。
「元々10年を一区切りとして考えていた」局側に相談したが一度は慰留。しかし、改めて今夏に固い意思を伝え、契約が終了する
来年3月というタイミングでの降板に、同局の首脳陣も同意した。同時に、古舘さんの所属事務所「古舘プロジェクト」も「報ステ」の番組制作業を終了することも決定。テレ朝によると番組は来年4月以降も継続し、後任の人選は調整中だ。
今年3月には、コメンテーターを務めていた元経済産業省官僚の古賀茂明氏が自らの降板をめぐり番組中に激しいバトルを繰り広げ、自民党が同局幹部から事情聴取を行うこともあった。
「古賀さんは聡明(そうめい)な方ですが番組でいざこざが出てしまったことは残念」と言いつつも、降板決心への影響については
「全くありません」とキッパリ。川内原発報道などで「偏向」批判やバッシングも受けたが
「この12年間で免疫ができている」と直接関係ないとしたというのだが、そもそも
なぜ古舘さんが報ステを引き受けたのか?未だにわからない。古巣への義理立てという意味合いもあるのだろうが、
全く畑違いなのは明白。「不自由な12年間」と振り返ったそうだが、
そりゃそうでしょうよ…そんなの最初からわかっているではないか。まぁ、
ギャラが年間で12億5000万円というのもバレたし、事務所丸抱えだから、辞めるに辞めれなかったという事もあるだろうが、これだけの利権があるのだから、
不自由でも仕方がないではないか。我々からしたら今更でもない事だが、朝日新聞やテレビ朝日が権力に屈し、実は裏では繋がっていたという事実が
報ステを通して国民に知れ渡ったのだから、そういう意味では番組にそれなりの存在意義があったのだろう。しかし、古舘さんがジャーナリスト、報道番組のキャスターを標榜するのなら、昨年末の自民党からのクレーム対応や古賀さんの降板騒動についての真相を
全て明らかにすべきである。でも、事務所が来春以降、テレ朝でバラエティー番組を制作するそうだから、古舘さんにそんなことをする根性はないだろうけど…。
posted by エセてれびまにあ at 23:59|
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