自民党の丸山和也法務部会長が昨日の参院憲法審査会で大失言を連発した、と今日の報知新聞が報じた。
「二院制の在り方」についての参考人質疑で意見陳述を求められた丸山氏がしたり顔で発したのは、信じ難い失言の数々だった。
「例えば、日本が米国の51番目の州になることに、憲法上どのような問題があるのか」
「(米国の州になれば)集団的自衛権、(日米)安全保障条約は全く問題ない」
「拉致問題すら起こっていないだろう」日本の国家としての独立を否定し、米国の一部に組み込まれれば多くの問題が解決するかのような発言を放った後、持論を展開した。
「米国の制度にあれば、人口で下院議員の数が決まる」
「おそらく『日本州』は最大の下院議員選出数を持つ」
「世界の中の日本というけど、日本州出身が米大統領になる可能性が出てくる」
「ということは世界の中心で行動できる」
極めつきは、オバマ大統領に対する発言だった。
「今、米国は黒人が大統領になっている」
「黒人の血を引くね」
「これは奴隷ですよ」
「はっきり言って」
「まさか米国の建国当初には黒人、奴隷が大統領になるとは考えもしない」
「ダイナミックな変革をしていく国だ」かつて、テレビ番組「行列のできる法律相談所」で人気を博した弁護士とは思えない人種差別発言に、
現場はア然となった。オバマ大統領は米国初の黒人大統領で、父はケニア人、母はカンザス州出身の白人。
今年に入ってから、自民党は不祥事と失言のデパートと化している。不倫で議員辞職した宮崎氏、金銭授受問題で閣僚を辞任した甘利明前経済再生担当相のほか、国の除染基準をめぐる丸川珠代環境相の
「反放射能派がワーワー騒いだ」発言放送局に電波停止を命じる可能性に言及した
高市早苗総務相の国会答弁
などもまだ記憶に新しい中で、飛び出した丸山氏の大失言。夏の参院選への影響は必至だ。審査会終了後の会見で、丸山氏は
「発言しているときは全然気がつかなかったが、いろいろ考えてみると誤解を与えるところがあった」
「大変申し訳ない」と謝罪。
「議事録を精査し、訂正か削除をしたい」と説明したものの、どの発言が該当するのかは明らかにしなかったという。
「日本はアメリカの51番目の州」というのは実質、その通りで丸山さんも
日本がアメリカの属国である
という現状を認めた事になるのではないかと思うのだが、ちょっと勘違いしているのは、もし日本が51番目の州になったら、アメリカは日本人を追い出して、
日本列島全体を基地にしてしまう…
しかし、こんなクソジジイが国会議員なんて、
同じ国民として情けない…「発言している時は気付かなかったが…」って、人にモノを言う時は
頭の中で整理してから言えよ!よくもそんなので弁護士が務まったなぁと思う。オバマ大統領の件なんか、
意味不明…
それをもう一度、オバマ大統領の前で言ってもらいたいのだが、自民党だけではないが、
国会議員や地方議員のレベルがあまりにも低すぎる…建設業や福祉関連よりも
人材不足は深刻である。まぁ、こんなのが議員なら誰もやりたがらないわなぁ…。
posted by エセてれびまにあ at 23:59|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
政治・経済
|

|