衆議院が28日に解散し、10月10日公示、22日投開票の総選挙が事実上スタートしたが、この選挙日程により、フジテレビがパニックに陥っていると今日発売の大阪スポーツ(東スポ)が報じた。
選挙戦の真っ最中、10月16日にスタートする予定の月9ドラマ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」が、編成サイドの指示で
1週間遅れることになりそうなのだ。理由は
「選挙を題材にしているから」だといい、さらに総選挙が
「安倍VS小池」の構図になったことが影響しているという。女優・篠原涼子が主演する月9「民衆の敵――」は、夫婦同時に仕事を失った篠原演じる妻が、
市議会議員選挙に立候補するというものだ。ライバル候補者役には人気の高橋一生、ほかにも古田新太、前田敦子、石田ゆり子らが脇を固める。さらに、レゲエグループ「湘南乃風」の若旦那、お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司らも出演する。それなりに話題になりそうなドラマだが、ここにきて
様相が一変…10月16日にスタートすることが決まっていたのに、総選挙が10日公示、22日投開票となったことで、スタートを1週間遅らせ、
初回を23日放送とすることが検討され始めたという。フジテレビの関係者は
「編成サイドは制作に対して『月9の初回を1週遅らせるように』という指示をすでに出している」
「もちろん、現場の方は『そんなことはできない』と猛反対だが、テレビ局は編成の力が強いから『このまま編成に押し切られてしまうのでは』と局内ではみられている」と明かす。昔ほどの高視聴率は取れなくなっているとはいえ、フジにとって月9は今も
“看板ドラマ枠”…その初回放送日を1週間遅らせるとなると前代未聞の事態だ。なぜそんな指示が出されたのか?
「国政選挙の真っただ中に市議選とはいえ、選挙が題材のドラマをスタートさせるのはいかがなものかということでしょうけど、実際はそれだけではない」
「別の事情があるとみられている」今回の総選挙は“大義なき解散”と野党が批判する中で実現。特に山尾志桜里氏の不倫疑惑に加え、離党議員が続出した民進党がボロボロになっただけに
「今なら勝てる!」と判断した安倍晋三首相が突然、勝負に打って出た、というのが大方の見方だ。また、小池百合子東京都知事による新党「希望の党」の
準備が整う前に総選挙をやってしまおうという思惑があったともみられるが、ここにきて小池氏は一気に巻き返してきた。党代表に就任し、さらに民進党が希望の党への合流を決めたことで、総選挙は
「安倍VS小池」の一騎打ちの様相を呈してきた。同関係者は
「こうした流れの総選挙の真っ最中である16日に、月9の初回を放送することを編成は嫌がった」
と明かす。そこには
“忖度”があったとの声も浮上した。
「フジにおける絶対的な権力者である日枝久氏(元フジテレビ会長)と安倍首相の“蜜月関係”は、あまりにも有名だからね」
「篠原が主演する月9は女性が政界に進出するドラマ」
「総選挙の真っただ中にそんなドラマを放送したら“小池びいき”と取られかねない」
「つまり、編成の判断には、安倍首相を応援する日枝氏への“忖度”が働いたという面が強いようだ」
放送まで3週間を切った時点でこんな指示を出されては
制作サイドはたまったものではない…ある関係者は
「1週遅らせるとしたら、16日は何を放送するのか?
「新たな番組を用意するのも大変だし、現場は大混乱してますよ」と不満を募らせている。視聴者の投票先を変えてしまうほど、今の月9に影響力があるとはとても思えないが、というのだが、20年局アナをやっている出演者が共演者の女優と放送後にチョメチョメするなんて…と以前、
当欄で批判したが、上層部がこのザマでは
どうしようもない…これでは現場がホントに可哀想。フジは
現場スタッフや視聴者よりも会長を優先したのである。今まで何度も言ってきたが、フジは即刻、放送免許を返上して通販業に専念すべきである。
posted by エセてれびまにあ at 23:59|
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