日本維新の会の足立康史衆院議員が昨日、与野党の議員を名指しで「犯罪者」と発言したことを撤回したと今日発売の大阪スポーツ(東スポ)が報じた。
足立氏は今月15日の衆院文部科学委員会で、立憲民主党の福山哲郎幹事長、希望の党の玉木雄一郎代表、自民党の石破茂元幹事長を
「犯罪者だと思っている」と発言。福山、玉木氏が日本獣医師会から献金を受けている事実を挙げ、両氏が加計学園問題を追及するのは
「あっせん利得罪、あっせん収賄罪」とした。すると
自民、立民、希望側は反発…党から厳重注意処分を受けた足立氏はこの日
「私の表現がつたないために不快な思いをさせた」
「表現については撤回しておわびしたい」
と陳謝。ようやく事の大きさに気付いたかに見えたが、直後に
「野党の皆さま(玉木氏と福山氏)は大変問題が多い」
「政府与党を疑惑の総合商社と追及していて“疑惑”を言われて文句を言う筋合いはない」
「(犯罪の)疑惑があることはこれからも言っていきたい」
と悪びれた様子はなかった。立民は同日、
懲罰動議を衆院に提出…足立氏は「民主党はアホ」等の発言で過去3度、懲罰動議を出されており、
今回で4度目となる。
「足立氏の過激発言には維新の党もほとほと手を焼いている」
「普段はおとなしい人だが、委員会やツイッターなどだとスイッチが入って、確信犯的に問題発言する」
「ただ、正論も吐いていて、ややこしい」
と永田町関係者。足立氏は今月11日にツイッターで、加計学園問題の朝日新聞の報道は捏造だとして
「朝日、死ね」
と書き込み「死ね」の文言を巡って、同紙が反論記事を掲載するなど物議を醸した。この件についても足立氏はこの日
「表現が行き過ぎた。これからは『朝日新聞、廃業しろ』と言い続けていきたい」
と“修正”した。一連の発言の狙いを足立氏は
「問題提起」と訴えるが、党内でも
完全に煙たがられているのが実情だというのだが、普段は大人しいのに、スイッチが入ると確信犯的にやらかすって、
大人として一番ヤバイんじゃないの!?足立さんに限らず、維新の会の議員は度々、
民主党(民進党)の議員を「ポンコツ」と批判しているが、
チンピラがポンコツを批判してもなぁ…
「目くそ鼻くそを笑う」とはまさにこの事である。こんな輩を擁立した維新の会及び、こんな輩を当選させた大阪の有権者の
良識が問われるのは言わずもがなだが、まぁ、こんな人たちに良識などを求めるのは
ムダであり酷なのは今更でもないのだが、この記事で非常に気になる点がある。僕はこの話題をテレビのニュースで観たのだが、足立さんが立憲民主党の福山さんと希望の党の玉木さんを犯罪者呼ばわりして翌日、発言を撤回したが、立憲民主党と希望の党だけでなく、なぜか
自民党にも陳謝したと聞いて不思議に思っていた。テレビでは犯罪者呼ばわりしたもう一人、
自民党の石破さんの部分をカットしているのである。テレビは安倍政権だけではなく、安倍政権と敵対している
石破さんにも忖度しているのだ。ホントにこの国のメディアはクソである。
posted by エセてれびまにあ at 23:59|
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