近鉄広報部などによると、白い粉状のものは1両目の通路の一部と2両目通路に点々としていたという。車掌から連絡を受けた運転指令が阿倍野署に通報。電車は午前9時54分に大阪阿部野橋駅5、6番線ホームに到着後、乗客を下車させた。
約50分間にわたりホームを封鎖…
消防のレスキュー隊や阿倍野署員らが駆けつけ、改札前に応急治療用のテントを設営するなど、周囲は一時騒然となったという。この騒動でダイヤが乱れ、約1万4000人に影響が出たという。
僕もテレビでこのニュースを見ていたのだが、現場にいた女性も、
「駅に来たら人だかりができていてビックリした」
「大事故が起きたのかと思いました」
と話していたように、現場には防護服姿の消防隊員が大勢集まり、あの地下鉄サリン事件を彷彿させるような「タダ事ではない」という重々しい雰囲気を感じた。しかも、
”白い粉”はホームから改札付近まで点々と落ちていた
というのだから、いっそう恐怖感が増す。
で、気になる”白い粉”の正体だが、僕が観たニュース番組でレポーターが向かった先は、
町の商店街にある靴屋…
レポーターが白い粉の写真を店の主人に見せたところ、すぐに答えが返ってきた。
「これは靴底のウレタンですわ…」
主人の説明によると、長い間使われずに置かれていた靴を久しぶりに履くと、靴底のウレタンが粉々になって剥がれ落ちることがあるのだという。簡易鑑定でも毒物ではないと確認されたそうだが、
靴底ならホームから改札付近まで落ちていたというのも納得…
全く人騒がせな靴だが、こればかりは誰が悪いとか、責任の所在を突き止めるわけにはいかないからどうしようもない。この問題を解決するには、劣化しても粉々にならない靴底の素材を開発するしかないだろう。










