同誌は2人が8月下旬に週3回、都内のホテルで密会する様子を「禁断愛」として
ツーショット写真入りで掲載
した。これを受けて会見した橋之助は時折、目に涙をためて謝罪。会見中は
「私の不徳のいたすところ」
と7度も繰り返した。
「男女関係なのか?」
というストレートな質問も否定はしなかった。10月からの襲名披露興行を目前に控えた大事な時期の不祥事。
「自分の焦りであったり、おごりであったり、いろんなことがあったんだと思います」
と非を認め、
「8代目・中村芝翫を襲名するにあたって課せられた大きなこと」
と自身に対する責任の重さもにじませた。会場には報道陣100人、テレビカメラ16台、スチールカメラ26台がつめかけ、約25分間、無数のフラッシュと矢継ぎ早の質問攻勢を浴び続けた。女性については
「京都の先斗(ぽんと)町の芸妓(げいこ)さんでいらっしゃいます」
「私ども歌舞伎界と京都のそういう方たちは、すごく深いつながりがありますので」
「お目にかかったのは20年…以上前かな」
と説明。
「襲名興行は歌舞伎役者にとって大事業」
「皆様のお支えなくしては、とてもたち行かない」
「お客様のことであったり、ご尽力いただきました」
と仕事面の支援者として親密になったことを明かした。相手の女性とも面識があったという三田の落胆ぶりも大きかった。
「きつく、きつく叱られたということですね」
「あなたの認識が甘いんじゃないかと」
「決して説教であったり、そういうことではなしにきつく、きつく叱られました」
「時間を忘れるくらいに」
世間では
「歌舞伎俳優の不倫は芸の肥やし」
とも言われるが、
「私たち夫婦間では、そういうことは認識していないつもりでございます」
「ただただ、僕に責任が全てあります」
と断言した。
今年はベッキー、乙武洋匡氏、ファンキー加藤、カールスモーキー石井、三遊亭円楽ら“ゲス不倫報道”が芸能界を席巻している。
「『自分も?』とは思わなかった?」
という質問には
「ただただ、おわびを申し上げるしかない」
「私の甘さでしかない」
と平謝り。ジョークを飛ばす余裕もなかった。最後も
「どうか10月から始まる襲名興行が滞りなく勤まりますよう、よろしくどうぞお願いいたします」
と表情を引き締めたというのだが、
そんなん知らんがな…
というのが正直なところ。よそで不倫しておいてバレたのも関わらず、「襲名興業が滞りなく務まりますよう」とは、
図々しいにも程がある…
世間とは余程、認識がずれているようである。歌舞伎役者の女性問題といえば、思い出すのがこの名言。
「梨園にコンドームなし」
当欄の年末恒例の流行語大賞にも受賞した有名な(!?)格言である。橋之助さんはその辺りは大丈夫なのか?その真偽は時間が経てば明らかになる。