2018年06月19日

NHK「W杯画質劣化」の裏 ネットでブーイング

 まさか“陰謀”か?連日、熱戦が繰り広げられているサッカーW杯ロシア大会は、全64試合が地上波で放送される。ただ、半分以上となる33試合を放送するNHKの画質がひどすぎるとブーイングが上がっている、と今日発売の大阪スポーツ(東スポ)が報じた。

 最初にクレームが出たのは、16日午後7時にキックオフしたフランス対オーストラリア戦だ。アナログ放送時代に戻ったかのように画質は粗く、引いたショットになると背番号の読み取りも難しい。ネット上では

 「衛星にトラブルでもあったのか」
 「ウチのテレビが壊れたのか」

などと悲鳴が上がった。17日のドイツ対メキシコ戦、18日のスウェーデン対韓国戦でも同様の現象が起きた。これはW杯が

 サブチャンネルといわれる同時放送を採用

しているためだ。NHKは

「マルチ編成を行うため、1チャンネル分の放送帯域で2番組同時に放送している」

と説明する。デジタル放送では、1つのチャンネルで2番組(メインチャンネル/サブチャンネル)を同時に放送できる。スポーツ中継が延長となった場合、

 メインでは番組表通りに次の番組を放送

する一方、

 サブでスポーツの延長戦を放送

するといったケースが考えられる。前出のW杯2試合はいずれも、

 同時間にニュースやドラマなどが同じ総合1チャンネルで放送

されていた。サブチャンネル時はニュースの方の画質も低下する。ニュース等が終わって、メインチャンネルでW杯1本になった後半時には、軒並み

 画質はデジタル仕様に改善

された。視聴者にとってはストレスでしかない劣悪画質のW杯中継はこのまま続くのか。NHKは

「マルチ編成を行う場合、画質の低下は避けられませんが、低下を最小限にすべく、映像の安定化技術などにより画質の改善を図っています」

と話す。とてもこの期間中に解決する話ではなさそうだ。マルチチャンネル時にデジタル画質で楽しみたい場合は

 “脱テレビ”

の方法がある。NHKはスマホ専用アプリやパソコンでW杯中継を行っている。こちらはネットを介したデータ放送で、基本的に容量の制限がないため、

 デジタル画質でストレスなく視聴


できる。ただ、このネット視聴に仕向けようとしているかのような方法には

 「ネットで視聴させる狙いなのか」
 「アプリをダウンロードしたくない」


などと不満の声がある。政界関係者は

「NHKはネットでの常時同時配信を目指していて、大きなスポーツイベントで試験的に同時配信している」
「若年層を中心にテレビ離れは深刻で、受信料収入は先細りするのでスマホやPCの視聴者から受信料を取りたいんです」

と指摘する。NHKは過去にも五輪やテニスのウィンブルドンなどをPCやアプリで配信している。ネット視聴は、テスト期間なら無料だが、法改正されれば、

 アプリをダウンロードした際に受信料が発生

する仕組みを検討している。ネットでいつでもどこでも楽しめるのは便利だが、将来的には、しっかりと料金が発生する仕組みへ向け、着々と準備は進んでいるようだというのだが、こんなの、

 今更、何言うてんねん!


という話。マルチ編成でサブチャンネルで放送されるとSD画質になるのは以前からそうである。NHKのBSでは

 大リーグ中継で頻繁にある

し、民放は少ないが、僕の住んでいる関西では、テレビ大阪やサンテレビで頻繁にマルチ編成で2番組同時に放送している。ゆえに、普段からマルチ編成にわりと接している僕からすればそういうシステムなのだから、そんなのにクレームを入れるのはどうかと思う。
posted by エセてれびまにあ at 23:59| Comment(0) | 気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: