お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶと「スーパーマラドーナ」の武智正剛が、「M-1グランプリ2018」で審査員・上沼恵美子に“暴言”を吐いた問題はいまだ収まる気配を見せない、と今日発売の大阪スポーツ(東スポ)が報じた。
宮崎県選管は若者の投票率向上を目指し、若年層から人気のあるとろサーモンを
投票啓発のキャラクターに採用していた。だが、選管によると告示日の6日から、投票を呼びかけるとろサーモンが出演するテレビCMが流れると、
「ふさわしくない」といった苦情が県に相次いで寄せられた。担当者は、差し替えの理由を
「選挙への悪影響を考慮した」と語り、対応に大わらわの様子だ。選管は随時配布する選挙公報と、今月16日に掲載予定の新聞広告について、2人の写真を宮崎市にある
県庁本館の写真に差し替えた…投開票日の前日に出す新聞広告も、
写真の差し替えを検討…それだけではなく、宮崎市内にある物産館には、2人をモデルにした
銅像を置いていた
が、騒動を受けて
昨日撤去した。とろサーモンは久保田、村田秀亮の2人とも宮崎県出身。投票啓発のキャラクターに採用されたり銅像が建てられたりしたのは言うまでもなく昨年のM-1で優勝したおかげ。1年前は
“宮崎の英雄”ともてはやされたが、暴言騒動で県に苦情が寄せられるほど、
扱いが180度変わってしまった格好だ。ただ、苦情が寄せられているのは、宮崎だけではない。
「テレビ局にも『久保田と武智は使うな!!』などという苦情が殺到している」
「特に上沼さんの地元大阪のテレビ局には、苦情がたくさん来ている」とテレビ局関係者。テレビやイベントなど芸能関係の仕事だけではなく、選挙のキャラクターの仕事にも影響が出たことは、
深刻さを物語っている…こんな状況では、とろサーモンとスーパーマラドーナに新しい仕事のオファーが寄せられることは
殆どありえない状況だ。それどころか
「とろサーモンは『M-1優勝ということすらなかったことにされかねない』と言われている」とはお笑い関係者だ。
「もちろん優勝を剥奪されることはないでしょうが、来年以降、過去の優勝者のVTRが流される時なんかに、とろサーモンだけ外されたりする可能性はある」
「それくらい、いま風当たりは強いから」実際にそういったケースはないわけではない。「M-1」「R-1ぐらんぷり」と並び“3大賞レース”といわれる「キングオブコント」では、過去の優勝者で1組だけ、優勝時のVTRが流されないコンビがいる。それは2010年に優勝した
キングオブコメディだ。
「キングオブコメディが解散したのは、2015年にメンバーの高橋健一が女子高生の制服を盗んだ窃盗容疑で逮捕されたのが原因」
「久保田は暴言を吐いた動画がネットに流れたが逮捕されたわけではない」
「それなのに『テレビで使うな!』などという苦情が殺到しているので…」
高橋の逮捕が原因で解散したキングオブコメディと、とろサーモンを同列に並べるのは、さすがに気の毒な気もするが、それほど強い逆風にさらされていることも間違いないというのだが、宮崎県選管がとろサーモンを
投票啓発のキャラクターに採用したのが理解できない…なぜなら、
とろサーモンの2人は学会員だからである。特定の政党を支持するタレントを公の機関が投票啓発のキャラクターに採用するなんて
考えられない…
これはちょっと、公職選挙法に抵触するのではなかろうか。まぁ、それは置いておいて、こういう扱いにされるのも
自業自得…以前にも言ったが、一番迷惑を被っているのは相方の村田さんである。
posted by エセてれびまにあ at 23:59|
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