サッカーの元ブラジル代表MFロナウジーニョ氏はまさかの金欠だった?と今日発売の大阪スポーツ(東スポ)が報じた。
スペイン紙「マルカ」など各メディアが、同氏の
不思議な“懐事情”を報じて話題になっている。ロナウジーニョ氏と、その代理人を務める実兄で、かつてJ1札幌でプレーした経験のあるアシス氏は、ブラジル国内の自然保護地区で違法建築を行ったとして、地元裁判所から
850万レアル(約2億6000万円)の罰金を命じられた。しかし、ロナウジーニョ氏の支払いが滞ったため、地元裁判所は海外逃亡を防ぐためにパスポート没収の裁定を下した。銀行口座も差し押さえたものの、口座には
僅か750円
しか残っていなかったというから驚きだ。この件について、地元メディアは
「華やかな現役時代とは裏腹に、引退後は苦しい生活を強いられていたようだ」と報じている。ロナウジーニョ氏は華麗なテクニックを駆使するドリブラーとして一時代を築いた。バルセロナ(スペイン)時代の2006年には欧州CLを制覇し、ブラジル代表としては2002年日韓W杯での優勝に貢献。個人としても2004、2005年に国際サッカー連盟(FIFA)の
最優秀選手賞を受賞し、まさに世界屈指のスターだった。2015年に母国のフルミネンセとの契約を解除した後は所属先がなく、今年1月に
現役引退を表明した。ただ、今月17日にドイツでのチャリティーマッチに出場予定だったように、引退後も世界中で開催される
各種試合に出場…大手スポーツメーカー「ナイキ」や古巣バルセロナのアンバサダーも務めている。また、中国の企業と広告契約を結ぶなど第2の人生も順調で、生活に困窮する様子はうかがえない。何より選手時代の最高年俸は
推定960万ユーロ(約12億4000万円)もあった。仮に資金がないとすれば、
この数年で散財
したというほかない。選手時代から華やかな場所を好む性格で
夜遊びが絶えなかった…またブラジル国内のみならず世界各地に家族をつくり、
養育費や生活費の支援をしている。遊興費も含め、ため込んだ貯金が底を突いたということなのだろうか。一方で、口座の残金が1000円に満たなかった裏には、差し押さえを見越して
別口座に貯蓄を移し替えた可能性も指摘されている。高額な罰金の支払いを逃れるためで、当局が最初にロナウジーニョ氏とアシス氏のパスポートを没収したのも、海外に資金を移したとみている証拠だろう。アシス氏は2012年4月に脱税とマネーロンダリングの罪で5年5か月の
実刑判決を受けている。公認資格を持つ選手代理人は、
「ロナウジーニョが本当にお金がなくて困っているのなら、現役復帰もあるかもしれないな」
「走れないのならコーチとかも…」
「今でもネームバリューはあるから欲しいクラブはあるはず」と話す。果たして本当に金欠なのか。それとも支払いを逃れるための策略なのか。今後の捜査の行方が待たれるが…というのだが、あくまでも個人的な見解だが、これは
後者だろう。いくら金遣いが荒いからといっても、そうそう使える金額ではないし、もし財産が残っていなかったら、
選手かコーチとして復帰しているはず。資金を移した可能性が高いと考えるのが自然である。
posted by エセてれびまにあ at 23:59|
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